管理人より

京都は日本の中でも古い町並みや文化がまだまだ色濃く残るエリアのひとつであります。古来よりある文化も多く現存もし、そのような文化とコラボレーションしながら花開こうとしているデザインや空間演出もあります。その中で、華道に活かせるのではないかと思うことがありました。

ある歴史あるお寺では毎週のように人々が各地から集まってくるそうです。目当てはコンサートや絵画の展示や各種イベントなどの開催によるお客様の来場だといいます。イベントや催し物自体の企画開催もすごいのですが、そこに集う人たちが自然発生的につながり交流などもうまれ生き生きとした空間が出来上がっている点が凄いと思います。

いろんな事柄を通して集まった人々なので人種や考え方まで様々です。様々な人たちがあつまってくるなかで色々な特徴や個性が出てきます。そしてそれを媒介にしてまた人が集まるというようなことが継続的に行われています。

なぜお寺がこのような文化的な活動をしているのでしょうか。お寺の活動や業務、様々な仕事があるなかで簡単に考え定期的になにかしらのイベントをやるということは大変だろうと思います。なんらかの理由に裏打ちされた事柄が住職とその周りを突き動かしているのかもしれません。
ある住職は宗教的な側面ばかりでなく人とはやはり空間や場所を求めるものだと話してくれました。もちろんお寺の考えや教えの中でもそいうったような事柄はあるのでが、本質的に人間とはあつまったら楽しいし、そんな場所があれば心地よいと考えていると言ってくれました。

普段意識していない部分でも本質的な何かを求めていることは誰しもあるわけで感情や感覚に素直に従うと自然にそうなっていくと言います。

華道で花をいける際、もしその花を誰かのため、もしくは何かの催し物のために……ということでいけるのであれば、そういった感情を元に作品をデザインするのもよいのかもしれませんね。

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