筋肉量と健康

筋肉には、アウターマッスルとインナーマッスルとがあり、アウターマッスルは瞬発力を生む筋肉として、短距離走の選手、重量挙げの選手が重点的に鍛えます。

アウターマッスルはウェイトトレーニング等で太くなり、その様が身体の外側から視認できます。しかし、トレーニングを止めてしまえばすぐに細くなってしまい、筋肉量は落ちてしまいます。

一方、インナーマッスルは持久力に関わる筋肉として、長距離走の選手などが重視して鍛える筋肉と言えます。細くしなやかであることから、鍛えてもその成果をはっきり目で確認することはできません。しかしながらマラソン等の記録には、インナーマッスルの存在意義が色濃く表れると言えるでしょう。

インナーマッスルはアウターマッスルのように派手な外見で魅了することはありませんが、トレーニングの成果は生涯残り続けます。つまり鍛えた分だけ肉体的な財産が増えるのです。その財産は免疫力を高めるということもあり、インナーマッスルを重点的に鍛えると健康増進にも良いでしょう。

アウターマッスルと並行して鍛えられればより良いのですが、それは難しい場合が多いようです。何故なら、役割が相反関係にあるからです。アスリートが単距離走と長距離走の結果を同時に出せないことからもお分かりになるでしょう。

ですがひたすらに鍛え続ければよいというものではありません。鍛えた後のケアを怠ったり、自分の体質に合わない鍛え方をしたりしてしまうと、かえって体を壊してしまう等の可能性もあります。

そこで取り入れたいのが、ヨガと言えるでしょう。

一口にヨガと言っても様々であり、中には体質改善効果があると言われるポーズなども多くあるため、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。

スポーツ選手などの場合、ヨガを取り入れながらインナーマッスルを鍛えることで、故障も防ぐことがきるようになるでしょう。

また四十肩・五十肩等のもともと抱えている症状を軽減する効果が見込める場合もあると言われています。

自分の生活に取り入れやすいタイミングや呼吸法から始めてみるのも良いでしょう。

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