身体と心の痛み

昔から「病は気から」という言葉はよく耳にすると思いますが、反対に、身体の調子の悪さから気分(精神)がダメージを受けてしまうといったことも多いのではないでしょうか。

どこか身体の調子が悪いなと感じている時、当然「いつも普通に行なっていること」というのがスムーズにできなかったり、いつも通りに行うためにどこか無理をしてしまったりと、少なからず「いつもと違う」行動を起こしているのではないでしょうか。

こういった場合、知らず知らずのうちに頑張ってしまっていて気づかないという人も多いのでしょう。

長時間のパソコン作業により、ストレートネックの症状になってしまった人でも、仕事にパソコンが必要不可欠という状況であれば、デスクワークやパソコン作業を無理にでもしなくてはならないでしょうし、重度の眼精疲労を感じていながらも、パソコンや携帯がなければ仕事にならないという人も近年では少なくないのではないでしょうか。

こういった時、仕事や作業へのモチベーションは最低と言っても過言ではないでしょう。

本当に身体のことを考えるのであれば、ゆっくり休む以外ないとは言え、ここで頑張ってしまうのが現代であり、この積み重ねによって現代病の代表とも言える鬱や不眠症などといった精神的なものが原因と言われる症状を感じてしまうでしょう。

会社は一日休んだって、明日また頑張ればいいですが、あなたを一日休むということは不可能なので、あまりに身体の状態が良くないなと感じた場合は思い切って仕事や作業を休んでみることも考えてはいかがでしょうか。

どうしても休むことが出来ないという人は、ぜひ一日のルーティンにヨガを組み込んでみてはいかがでしょうか。

現代の忙しさに耐えうる体は、きちんとした休養とメンテナンスからでしか生まれないと言えるでしょう。

自律神経を整える

小さい頃などは、よく転んだりして怪我をした経験というのが誰しもあるのではないでしょうか。そのとき、怪我をした部分が化膿してしまうといった経験もある人がいるかと思います。

この「化膿」という現象は、傷から入ってしまった菌を退治するために、顆粒球というものが活発に働いている状態のことを言うそうです。

化膿してしまった時は、熱と痛みを伴ってしまうと言った場合があるようですが、そう言った症状が現れるのは、きちんと顆粒球が働いてくれていると言う証拠と言えるでしょう。

つまり、膿が出てくるというのは、退治された菌が体外に排出されているという証拠とも言えるでしょう。

また、風邪をひいてしまった時などは、身体がだるく、重いと感じたり、鼻水、くしゃみと言った症状を経験したことがあるでしょう。

これは副交感神経の働きによるものとされ、自律神経のバランスが崩れてしまい、交感神経の方が働くと、血圧が上昇したり、活性酸素の急増により、身体の細胞を壊しはじめると考えられています。

このように、自律神経の働きやバランスというのは、交感神経と副交感神経の働きやバランスと強く関わりがあると言えるでしょう。

どちらかがいつもより働いている時や、どちらかの働きが著しく悪くなっている状態になると、自律神経が乱れているという状態と言えるでしょう。

こういった、自律神経の乱れに対し、薬などを使わずにアプローチできるものとして、近年ではヨガが注目されているようです。

身体を動かしたり、呼吸法を生活に取り入れることにより、身体に刺激を与え、医療機関で改善できなかった症状の緩和などにも効果が見られていると言われています。

学術的な研究などもすすんできているとされ、技術や経験を積むことにより、自律神経と身体療法へのアプローチが期待できると言えるでしょう。

心と体の繋がり

現代社会は「ストレス社会」と言っても過言ではないくらい、日常のどこにでもストレスを感じてしまうと言った人が増えているようです。

ストレスが原因で胃潰瘍になってしまったりということもよく耳にするのではないでしょうか。また、そう言った心身的な症状だけでなく、やる気がでなかったり、何に対しても意欲がわかないと言った精神的な症状を訴える人も多くなっているのではないでしょうか。

こう言った状態を引き起こすメカニズムとして、副交感神経の働きすぎという状態が挙げられるでしょう。

これを改善するためには、第一にリラックスした状態を維持することが大切と言えるでしょう。

副交感神経が働きすぎていると、免疫システムというのも働きすぎてしまい、アレルギー体質を引き起こしてしまう可能性があると言えるでしょう。

免疫が働くというと、なんとなく身体にとっては良さそうなイメージとして捉えてしまいがちですが、何事も過剰な働きというのは逆効果とされ、アトピーや花粉症、ぜんそくなどと言った症状を引き起こすことになってしまいかねません。

これらの症状は、副交感神経のバランスが崩れることによって起こる症状とも言えるでしょう。

このように、交感神経と副交感神経のどちらかの働きが過剰になってしまっている場合、自律神経が乱れていると診断される状態と言えるでしょう。

この自律神経の乱れが慢性化したり、ひどくなってしまうと、現代病の一つとも言える「鬱」などの症状へと繋がっていく恐れがあるようです。薬などでの治療が嫌だという方は、生活の中にヨガなどを取り入れてみると良いでしょう。

医療機関では改善しなかった症状などが、改善の兆しを見せるということで、近年ヨガへの注目度は大きく上昇しているようです。身体に痛みを生じていなくても、これからのメンテナンスとして取り入れていくのも良いでしょう。